こんにちは。> (2)指導者ハンドブック第5章編 P63 のポイント解説に、> 「標題紙は全体的に文字をほぼ中央揃えに配置します。」> とあります。「全体的に」「ほぼ中央」ということなので、1行1行それぞれを中央にしなくてもいいのだと思います。てびきなどの例を見ると、副書名の書き出しは、書名と揃えるか2マス下げるかでしょう。所属していた図書館やサークルでもそうしていました。書名はもっと前に出していいと思います。また、書名の 『ホケキョー』 の二重カギ 『 』 は必要なのでしょうか?もしNHK テキストの同名の本なら、書誌の書名に 『 』はないようです。
イノッチさん、こんにちは。ご質問に対して、自分の「感想」を書かせていただきます。このような例の場合、自分なら副題を2行にします。理由は・長い枠線を読む手間を省きたい・タイトルに行き当たるまでに長いスペースを読む手間を省きたい・1行に収まる文字数の副題でも1行にしなければいけないとは思わない枠線から3マス目というのは、枠線から2マス以上は空けてタイトルを入れると言うルールからきているものと思います。でも、長すぎるのは好ましくないような気がしています。
「短い書名」に「(前後の棒線を含めて)1行に収まる程度の長さの副書名」が付いている場合、標題紙の文字配置について 教えてください。(例)ーーーーーーーーーーー書名:『法華経』副書名:あなたもブッダになれるーーーーーーーーーーーーーーーー(1)「点訳のてびき第4版」P198で 「副書名は、書名と行を替え、棒線で囲んで記す」とあり、 文字配置については触れていません。(2)指導者ハンドブック第5章編 P63 のポイント解説に、 「標題紙は全体的に文字をほぼ中央揃えに配置します。」 とあります。(3)てびき・指導者ハンドブック・「サピエ図書館」製作基準にある 点訳例を見ると、書名(+副書名)を囲む枠線は、 書名または副書名の書き出し位置より 3マス前から というものばかりです。これらを考え合わせて 書いてみると 下記のような文字配置になりました。■■■!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−。■■■■■■■■■■■■『 ホケキョー 』■■■■■■−−■アナタモ■・ブッ・ダニ■ナレル■−−■■■リ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ロここで、疑問に思ったのは 書名が枠線の始まりより かなり奥に入ってしまったことです。(1)(2)(3)の用例などでは 必ずと言っていいほど、枠線開始位置から3マス目になっています。書名は あまり後ろの方からの書き出しでないほうが良いということだと考え、書き換えると、今度は読みやすく1行に書ける副書名をわざわざ2行に分けて書くことになり、それも読みにくい気がします。このような場合、皆さんはどのように書いていらっしゃるのでしょうか。いろいろなテキストの用例は うまく収まる文字数の場合が多いので、実際には 参考になるような、ならないような・・・?書名が奥まっても 気にする必要はないでしょうか?ご意見いただけたら、助かります。
えむさん、ykさん、早速のご回答ありがとうございます。数字+(名詞、助数詞)で形成される語の場合、数量を表す場合、順序を表す場合、名詞(の代わり)となっている場合があるのですね。頭の中が整理できました。目から鱗です。ある事象に順番を付けると、それが名前を付けることに繋がっているんですね。「十一中隊」については、第十一中隊の第を会話文の中で省略しており、会話の当事者としては、中隊長は誰で、小隊長は誰誰でと、具体的なイメージがある固有名詞として使っているのだと思われます。ですので、「数11■チュータイ」と切りたいと思います。
Q&A第2集のQ47に、「10会場で、10公演」のように数量を表す場合は続けて書いてよいでしょう。第○番目の意味の「1会議室、3レース、5コース」のように順序を表す場合も続けて書いてよいでしょう。ただ、「123国会、506教室」のように数字が大きくなると、…、5階の6番目の教室を「506教室」と呼ぶなど、名称の代わりになっている場合も多いので、区切って書いてよいでしょう。とあります。「47都道府県」はえむさんがおっしゃるように数量だから続ける。「18未満」は1語ではないから区切る。「504会議室」は名称の代わりになっているから区切ってもいい。「第11中隊」の意味の「11中隊」は続ける。「1丁目」は順序を表しているから続ける、のかなと思います。
「第三大隊」「第十一中隊」は、そうですね、切りますよね。「第三」「第十一」は、その大隊や中隊の名前みたいなものです。「第1年度」「第3楽章」もそうだと思います。それに対して、「47都道府県」は「都道府県」が47個ある、ということだと思います。京都府と大阪府なら「2府」、それに奈良県が加われば「3府県」です。これは「5匹」とか「7競技場」とかと同じように、助数詞、あるいは助数詞の代わり(こういうのを造語要素というんでしょうか)なのだろうと思います。ですから、「第3大隊と第4大隊の2大隊は…」というようなとき、「第3大隊」「第4大隊」は大隊の名前、「2大隊」は大隊の数であって、後者の「大隊」は助数詞の役割をしているのでしょう。「第」が付くことによって名前であることがわかるのですが、ただ、「第」が省略されることもあります。「504会議室」がそうですね。「第504会議室」のこと、会議室の名前だから切るのでしょう。同様に、2例目の「……俺は第三大隊十一中隊のズボラな少尉だ。……」の「十一中隊」は、中隊が11個、という話ではなく、彼が所属する「第十一中隊」のことを言っています。「第」を省略したのだと思います。ですから、「第十一中隊」と同様に切っていいのではないでしょうか。ただ、「1丁目1番地」をどう説明したらいいのか、よくわかりません。普通に考えて切るのが不自然なのはわかりますが、「1丁目」ってその地区の名前みたいな気もするんですよね。どなたか解説してくださるとありがたいです。
いつもお世話になります。NO.4672の質問と関連するのですが、数字の後の切れ続きについて、基本的なことをお教え下さい。現在、点訳中の作品に次のような箇所があります。(……は質問者記載)……第十一中隊を含む第三大隊が配置された青雲台陣地は、…………俺は第三大隊十一中隊のズボラな少尉だ。…… 第十一中隊や第三大隊は、ナビの第1年度、第3楽章等に倣い、ダイ数11■チュータイ、ダイ数3■ダイタイと考えています。 また、十一中隊は、ナビの1丁目1番地に倣い、数11チュータイになると思います。 第〇〇+名詞(〇〇は数字)の場合は、複合名詞の切れ続きと同じように、第〇〇の後に続く言葉の拍数や、自立語かどうかと言う判断でよいのでしょうか。 また、第が前に付かず、○○+名詞の場合は、基本的には続くと考えていいのでしょうか。ナビで色々、実例を調べたのですが、47都道府県のように、後に続く言葉が長くても続ける例があれば、18■未満や、504■会議室のように、切る例もあり、もう一つ判断基準がよく判りません。皆様のお考えを御教示ください。よろしくお願いします。
別件でQ&Aを調べていたのですが、Q&A(第3版)の63頁に、『「痛く」「欲しく」の「く」が省略されていても、後ろの文節「ない」にはかかわらない変化ですので、「イタ□ナイ」「ホシ□ナイ」と区切って書いてよいでしょう。』とありました。
私は関西人ですが、確かに「おおないか」、「すくなないか」など、形容詞の語幹部分に「ないか」を付けて話すことは、よくありますね。(以後は、便宜上、助詞の「か」が付かない形で、記載します。)(「形容詞の語幹+ない」といった形は、単なる方言ではなく、形容詞の語幹用法という、文法的に根拠があるようです。例えば、「おお、寒」「あ、痛」という風に、語幹のみで言い切る形や、「痛そうだ」「痛ない」という風に、語幹に助動詞や形容詞が続く形があるらしいです。)それはともかくとして、点訳ナビの方言タグで、「ない」で検索しますと、関西方言として「形容詞の語幹+ない」の用例として3例あります。痛ない→いた■ない、欲しない→ほし■ない、が切る例で、おもろない→おもろない、が続ける例です。わずか3例では、法則性云々はできないのですが、切る方がいいのではないかと考えています。「おもろない」が続く理由がよくわからないのですけれど、広辞苑にも「おもろい」が形容詞として見出し語になっているので、「おもろ■ない」でも、いいのではないかと思うのですが、「おも(し)ろ(く)ない」と2文字、略されているので、続けるということになったのでしょうか。どなたか、ご教示いただければ、幸甚です。
「多ないか」「少なないか」は、「多くないか」「少なくないか」の「く」が省略された形ではないでしょうか?もしそうだとすれば、この「ない」は形容詞ですから、前を切って書いていいと思います。「多い」「少ない」だとはっきりしないのですが、たとえば「暑い」だと、「あつくないか」→「あつうないか」→「あつないか」という変化が見えやすい気がします。的外れだったら、申し訳ありません。