種なし葡萄はタネ/ナシ/ブドウ?タネナシ/ブドウ? どちらでしょうか。
お二人様有難うございます。この文は時代小説中に出て来たもので江戸時代です。言葉が足りずすみません。お二人の御意見を参考にして一続きの語として点訳致したく思います。
> 先ほど質問した「罷り越し候」は「罷り越し申し候」の間違いでした。現代仮名遣いで点訳するならマカリコシモーシソーロー古語として点訳するなら、つまり旧仮名遣いで点訳するなら、「動詞の連用形の後に敬意などを表す補助動詞が続く場合は、その前を区切って書くことができる」(てびきp222、古文の点字表記―複合語―備考2)なので、マカリコシマウシサウラフまたはマカリコシ■マウシ■サウラフではないでしょうか。点訳ナビゲーターでもそうなっていると思います。現代仮名遣いで点訳するならマカリコシモーシソーローだと思います。
「もーし■そーろー」が2タイトル2件、「もーしそーろー」が2タイトル3件でした。迷うところなんでしょうね。
先ほど質問した「罷り越し候」は「罷り越し申し候」の間違いでした。
タイトルの「罷り越し候」は一続きで良いのでしょうか。
行末が1マス空けか2マス空けか分からない問題は、点字の規則上、仕方がないこととされているのではないでしょうか。また、行末のときだけカギを使うというのは、返って煩雑でわかりにくくなると思います。行末が1マスか2マスか問題を解決するために点訳書凡例や記号を増やすのはどうなんでしょうか。ヤマカギなどを嫌う点字利用者は少なくないです。原本にないそうした記号の追加には十分に慎重であるべきだと思います。記号が増えることが読みにくさにつながる可能性もあります。WわかりやすくするためWくらいのつもりなら原本通りがいいと思います。原本にないものを加えるのは、もっと強い必要性がある場合だと思います。100分de名著シリーズなら、それなりに有名な作家や書籍でしょうから、なおさら、カギを足す必要はないのではないでしょうか。
今頃すみません。わざわざ書き込むようなことではないんですが…。わたしも、標題紙や奥付には書名を表す二重カギなどは付けなくていい、付けないほうがいいと思います。本文の中でも、ykさんがおっしゃるように、原本にないカギは付けないのが原則なのだろうとは思うんですが、ただ、自分が読むことを考えると、知らない書名にはカギが付いていたほうが嬉しいかな、とは思います。特に行末では、打つほうがいくら2マスあけたつもりでも、読み手には伝わらず、わかりにくいこともあります。そういうときは付けてもいいんじゃないかと思っています。それが、ykさんのおっしゃる「原本を見てどうしてもカギが必要と判断する場合」に当たるのかもしれません。場合にもよりますが、書名には二重カギを付ける旨の点註をつけてもいいかもしれませんね。とても個人的な意見ですので、そのおつもりで聞き流してください。
副書名も1行でいいと思いますが……?それはいいとして。書名の二重カギは墨字の文中でもよく用いられていて、点訳でも使いますね。しかし表紙ではそこに書名が書かれることが明らかで、他の要素とはレイアウトで区別するので、二重カギで際立たせる必要はないと思います。表紙に二重カギがあると二重カギ付きの書名と受け取られ、そういう別の本があると誤解を与えてしまいます。表紙や奥付は、それぞれの本の書誌情報に沿って書くべきものです。本文中でスタニスワフ レム ソラリスのような場合でも ”原則としては” 2マス空け(場合によっては1マス空け)だと思いますが、書体で差をつけてあるなら、カギを使うのもいいと思います。とは言っても、原本を見てどうしてもカギが必要と判断する場合があるのかもしれませんが…
いちごさん、ykさん 返信をいただき、ありがとうございました。質問から2週間経ちましたが、お二人のご意見・感想と同様の方がほとんどだったようですね。・タイトルに行き当たるまでに長いスペースを読む手間を省きたい・副書名の書き出しは、書名と揃えるか2マス下げるということから、副書名を2行に書くが妥当なようです。今後、標題紙を作成する際はこれらを意識して 作成しようと思います。※ ykさんからご指摘のあった書名の二重カギ『 』ですが、 実は NHKテキストの 100分de名著シリーズを点訳している中で 各書名が 題材となった作品の著者名の後ろに その作品名が 書かれているものが多かったので、書名を際立たせるために 二重カギ『 』を付けて書きました。 日本の作家ばかりでなく外国の作家・書名もあり、例えば、 スタニスワフ レム ソラリス など、人名と書名の間を2マス空けのみで 書くより、 スタニスワフ レム 『ソラリス』 と、はっきり作品の書名だとわかる方が良いとの判断からです。 その流れで 著者名の無い場合も書名には二重カギ『 』を 付けて書くようにした次第です。 ただ、ご指摘を受け、改めて考えると 分かりやすくするためだったとしても、これまで 標題に原本に無い囲み記号を付けたことが いけないことだった かもしれないという思いもあり、今後の点訳でどうしようか、 考えてしまいました。 やはり、やってはいけないことだったでしょうか?