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[No.5092]
Re: 方言 長音
投稿者:えむ
投稿日:2023/02/10(Fri) 15:38:40
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しろさん、ありがとうございます!
確かに、『てびき』に記述がありますね。
申し訳ありません、見落としていました。
作者の意図はよくわかりませんが、もし「強い理由」「強い意志」があるのなら、きっと原本全体を読んだかたには、それがわかるのでしょう。
papiさんはじめ、ここを見てくださったかた、申し訳ありませんでした。
しろさん、訂正してくださって助かりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
[No.5091]
Re: 方言 長音
投稿者:しろ
投稿日:2023/02/09(Thu) 13:25:42
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1年半ほど前のものへの投稿を失礼します
てびきP23(7)
「現代仮名遣い」とは異なった表記がしてある場合は正しい点字の仮名遣いに直して書く
ほおっておく 「ホーッテ■オク」
があります
ですので、原本の作者が「お」を使う強い理由がない限り、
長音で「こーへん」「しょーもない」で良いかと思います
[No.5090]
Re: 読み方の質問
投稿者:読み方の質問
投稿日:2023/01/31(Tue) 07:50:24
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ご丁寧に答えていただきありがとうございます。
とても参考になりました。
読み手に分かりやすく表現できたらと思いながら点訳する日々です。
[No.5089]
Re: 読み方の質問
投稿者:えむ
投稿日:2023/01/30(Mon) 23:03:18
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正しい答はわかりませんので、個人的な考え、感じ方みたいなものを書いてみます。
すみません、多分お役には立たないと思います。
「こうちゅう」というのは、確かにわかりやすい読みではありませんね。
漢語と言うのは、音だけでは意味がとりにくいことが多いです。
許されるなら「くちのなか」とでも書いてしまいたい気分です。…なかなかそうもいきませんが。
ただ、食事やお酒の話であるなら、前後関係から推測できるのではないかとも思います。
きっと、その類のことはたくさんあるのでしょう。
うまく訓読みできることのほうが少ないのではないでしょうか。
それから、「こうちゅう」と「くちじゅう」は、少し違う意味ではないかと思います。
「こうちゅう」は「口の中」です。
「くちじゅう」は、これももちろん「口の中」なんですが、「口の中全体」みたいな意味合いだと思います。
「中」を「じゅう」と読むと、たいていそんな意味になります。
「日本じゅうに棲息している」と言うと、日本のどこにでも、という意味です。
「部屋じゅうに落ちている」と言うと、部屋の中の1箇所ではなく、部屋全体に落ちていなければなりません。
「体じゅうに傷を負う」と言うと、どこか一部ではなく、全身くまなく、という感じです。
それでいくと、「こうちゅう」だと、まさに、口の中に風味が広がるんですが、「くちじゅう」だと、口の中全体に、隅々にまで広がる感じでしょうか。
この場合には「広がる」という言葉があるので、起こることはどちらでも一緒なんだけれど、ただ、ニュアンスがちょっと違いそうです。
「くちじゅう」だと、隅々に行きわたる、その到達点がより強調されている気がします。
辞書に「くちじゅう」の読みがないのは、この字をそう読まないということではないと思います。
たとえば「世界中」「街中(まちじゅう)」「体中」などの見出し語がないのと同じで、「じゅう」と読む場合の「中」が接尾語だか造語要素だかで、そういうものがくっついた状態の言葉は、普通、見出し語にはしない、ということだと思います。
うまく言えないんですが、「こうちゅう」と「くちじゅう」は違う言葉なんです。
少なくとも、文法的には、「こうちゅう」は全体で名詞であり、「くちじゅう」は名詞+接尾語(or造語要素)なので、別の言葉なんですが、たまたま(?)両方とも「口中」と書くし、「風味が広がる」という今回のケースでは、どちらと解釈することもできそうだ、ということなんだと思います。
そして、この場合にどちらがいいかは、文脈というか、全体の雰囲気の中で判断するしかないと思います。
書いた人は、どちらのつもりだったんでしょうね?
[No.5088]
読み方の質問
投稿者:読み方の質問
投稿日:2023/01/30(Mon) 09:13:00
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質問してもよいものか悩みましたが教えていただけたらと
思います。
口中に広がる風味は〜という文の中の「口中」はやはり辞書にあるように「こうちゅう」とした方が良いでしょうか。「くちじゅう」の方が分かりやすいというか話し言葉としてはこちらの読みに馴染みがあるのですが、辞書にはなかったので正しい読みではないのでしょうね…。本の内容は食べ物やお酒のお話です。
[No.5087]
Re: 読み方がわかりません
投稿者:えむ
投稿日:2023/01/24(Tue) 11:53:59
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そうですか、「びん」でしたか…。
ありがとうございます。
確かに、「音訳の部屋読み方辞典」の「やきもの用語読み方辞典」でも、「びん」と読んであるものがいくつもありました。
ですから、世の中に、こういう場合の「びん」の読みは普通にあるんでしょうね。
読みによって意味が変わってしまう場合は別として、こういうものは、何が正しいとか、何が間違っているとかいうようなものでもなく、この作品は一般的にこう読み慣わされている、とか、この博物館ではこう読んでいる、とかいうようなものなのかもしれません。
漢字は見れば意味がわかってしまうので、あまり読みに重きが置かれないことがありますよね。
点訳者・音訳者にとっては悩ましいことですが…。
[No.5086]
Re: 読み方がわかりません
投稿者:なばな
投稿日:2023/01/23(Mon) 19:01:59
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お手数をおかけしました。
たちぎく 納得できます。 ちなみに 「びん」はこの部分についているルビでした。わたしも「びんねえ、びんかあ」となんだか俗っぽい感じがして馴染めませんでしたが、やむなしです。
ありがとうございました。
[No.5085]
Re: 読み方がわかりません
投稿者:えむ
投稿日:2023/01/21(Sat) 12:18:16
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難しいですね。
とくにフィクションであると、現物に辿り着くことができず、調べようがないですもんね。
結局、周囲をうろうろするだけです。
「こうらい せいじ」までは問題ないと思います。
「どう ぎん しんしゃ ぞうがん」も、多分そのとおりだと思います。
銅や銀や辰砂の象嵌がある、という解説ですし。
次の「立菊花鳥瓶」ですが、私は「たちぎく かちょうへい」と読みました。
「立菊」という言葉はあるようで、文化庁「文化遺産オンライン」のサイトを見ると、
立菊の図真形釜(たちぎくのずしんなりがま)
というのがあります。
きっと、菊の花の部分だけではなく、懸崖づくりとかでもなく、茎がすっと立ちあがっているところまでが描かれているのでしょう。
「花鳥瓶」は、「花鳥紋」のある「瓶」なのだと思います。
「立菊」を含む、花や鳥が描かれているんでしょうね。
「瓶」は、ルビがあるそうですが、それはこの「高麗青磁銅銀辰砂象嵌立菊花鳥瓶」に付けられたルビですか?
もしそうなら、「びん」と読まざるをえませんね。
一方、他のところに付いているルビでしたら、ここも同じとは限らないかも。
東京国立博物館の収蔵品の紹介のページに読み方が載っています。
白磁鳳首瓶(はくじほうしゅへい)
青磁鳳凰耳瓶(せいじほうおうみみへい)
青磁象嵌梅竹蒲柳水禽文瓶(せいじぞうがんばいちくほりゅうすいきんもんへい)
粉青鉄絵魚文瓶(ふんせいてつえぎょもんへい)
など、少なくとも東京国立博物館では、「瓶」は「へい」と読んでいます。
文化庁の「文化遺産オンライン」でも、
青磁象嵌辰砂菊唐草文油瓶(せいじぞうがんしんしゃきくからくさもんゆへい)
というのがあります。
尤も、「瓶」という字は、音読みでも、ビン(唐音)・ヘイ(漢音)・ビョウ(ビャウ)(呉音)とあって、「水瓶」は「すいびょう」と読むことが多いですね。「宝瓶」(ほうびょう)、「華瓶」(けびょう)なども。
多分仏教用語だから呉音なのでしょう。
今回の場合は、仏具ではないようなので、「へい」かなぁ、と思うのですが、もちろん、推測の域を出ません。
確かなことが申し上げられず、申し訳ありません。
[No.5084]
読み方がわかりません
投稿者:なばな
投稿日:2023/01/20(Fri) 04:32:27
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フィクションの磁器の名称です。立菊花鳥 の読みとマス明けに苦慮しています。調べてはみたのですが、どうしてもわかりませんでした。
高麗青磁銅銀辰砂象嵌立菊花鳥瓶
こうらい せいじ どう ぎん しんしゃたて きくか ちょうびん?
高麗象嵌青磁<こうらいぞうがん> 辰砂 <しんしゃ> 瓶<びん>のルビは原本にあります。
<壺の側面には、銅線、銀線、辰砂を使って菊花文、鳥の姿が描かれている。>と描写されています。
着物の文様ですが<花鳥文>(かちょうもん)があります。
[No.5083]
Re: マスあけについて
投稿者:えむ
投稿日:2023/01/17(Tue) 23:22:46
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おっしゃる通り、「タメイキ■マジリニ」ですね。
「仕立て直し」や「渡り歩き」のように、「仕立て直す」「渡り歩く」という複合動詞がまずあって、それが名詞化した言葉の場合は、元の複合動詞が続くので、名詞化しても続きますが、「溜息まじる」という複合動詞はないので、「溜息」という名詞と、「まじる」が名詞化した「まじり」とがあとから複合した、という成り立ちでしょう。
それぞれ自立した意味のある4拍と3拍の言葉が複合しているので、切って書くことになると思います。
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