だれかおしえて - みずほ点訳
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[No.5028] Re: マス空け、仮名か数字か 投稿者:えむ  投稿日:2022/02/24(Thu) 12:38:34
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前段の「雨上がり」「枝分かれ」については、私にはよくわかりません。
最初読んだときには、続けて(1語の複合名詞として)読んだのですが、そうですね、切れる解釈もありますよね。
短歌や川柳などの素養がないもので、そんな人間が言っても何の意味もありませんが、どちらが正しいとか間違っているとかなくて、どちらもありなんじゃないかと思っています。
詠者は、きっとどちらかのつもりでお詠みになっているのだろうと思いますが、作品は公表された時点で作者の意図を離れ、読者の手に委ねられるものかと思います。
とはいえ、点訳者は読者ではないわけで、立場は微妙ですね。
点訳の段階で解釈を固定してしまうことで、読者の選択の自由を奪ってしまうとも言えます。
でも、そこは避けられないことなんですよね。
点訳者・校正者の間で、あるいはグループのみなさんの多数決とかで決めてしまっていいように思います。
どうしても正確に伝えようとするなら、両方の解釈(表記)があることを点註で言うこともできるかとは思いますが、それはその本の中でのこれらの作品の位置(重要性?)によるのでしょう。

「唐三彩」は、『表記辞典』第6版・第7版に「トーサンサイ」とあります。
ただ、「二彩」という言葉もあるので、数字的な意味がないとも言い切れない気もします。実際、「唐二彩」というのもあるようです。(「五彩」も「七彩」もあるのかもしれません)
でも「唐三彩」があまりにも有名なので、「三」の数字的な意味は薄れている、というのが『表記辞典』の立場なのでしょうか。
『表記辞典』に依拠するなら、仮名でいいわけです。
というか、「点訳ナビ」などにも例がないので、これでいいのだろうと思います。
「奈良三彩」は、そもそも「唐三彩」の模倣みたいなものらしいですし、「三彩」の表記は「唐三彩」と同じでいいですね。
ただ、「奈良」は固有名詞ですから、そこで切ることになると思います。
ふと、「唐」は固有名詞ではないのか?という疑問が湧きましたが、…やはりきっと「唐三彩」という言葉の熟し方が関係しているんでしょうか。

長々と書きながら、何も確かなことが言えず申し訳ありません。
別の見方もあると思います。
どなたか、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。


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