「も一度」「もひとつ」が続けることになっている理由は、「も」の自立性が弱いからだと思います。
「もう」なら副詞で、単独でも意味がわかりますが、「も」だけではちょっとねぇ。
それと同じなので、「もひとり」も「も」だけを切り離すことはできないのだろうと思います。
音韻変化や省略で形が変わっても、切って意味がわからなくなりさえしなければ、元のとおりに切っていいのですが、意味が伝わりにくくなっては元も子もないんですね。
「キミン■トコ」を切って、「キミンチ」を続けるのは、「とこ」はなんとかわかるけれど、「ち」は無理、ということなのでしょう。
「も」もそういうことだと思います。