平成の時代は、色々と御教示を賜りありがとうございました。令和の時代もよろしくお願い致します。
現在、点訳中の作品で次のような箇所があります。
……俺達が国境に行くのは、多分、俺達の家族が後方で安眠するためには、そうすることが必要なんだ。そういう廻り合せになったんだとな。……(……は本文外)
上記の「廻り合せ」についてですが、「まわりあわせ」、「めぐりあわせ」と、どちらでも読め、意味も同じですが、主観的には、「まわりあわせ」と読みたいと考えています。
「まわりあわせ」の切れ続きは、表記辞典、ナビにはないのですが、「めぐりあわせ」はナビでは「メグリアワセ」となっています。3拍+3拍の語ですが、説明では複合動詞からの転成とのことです。
まわりあわせも同意義語であることから、巡り合わせに準じて「マワリアワセ」になるかと思っています。
一方、「マワリアワセ」と続けるには、「まわりあう」、又は「まわりあわせる」という複合動詞が前提になるという考え方もあります。しかし、「まわりあう(あわせる)」という言葉は、日常的によく使いそうで、いざ用例を考えてみますと、適切な用例が思い当りません。皆さんは、どういった場合に、「まわりあう(あわせる)」という言葉を使われるでしょうか。
また、ナビでは「隣り合わせ」はナビでは「トナリ■アワセ」となっているのですが、「隣り合う」という複合動詞があるのに、なぜ「トナリ■アワセ」なるのか、よくわかりません。
皆さんの、お考え、実例等を、部分的でもよろしいですので御教示下さい。よろしくお願いします。