確かに、「情が満ちコさん」は、洒落としてはわかりにくいですね。(サムッという突っ込みが入りそうです)
今回、引用したのは当該部分だけですが、文脈上は、話題の中心は「美千子さん」という女性であるので、唐突に「ミチコサン」が出てくるわけではないのですが。
まだ、「冗談は、よし子さん」の方がわかりやすいですね。(古ッ)
私も点註を考えたのですが、点註で駄洒落を説明すると、ちょっと野暮なような気もして。
「ミチコサン」と続けることによって、通常の切れ続きの原則と違うので、そこに何らかの意味があると読みっとってもらえればと思います。確かに、このフレーズは、「そこが伝わらなくても、話の展開に重大な支障がな」いので、駄洒落とわからなくても構わない箇所です。墨字で読んでも、読み飛ばす人は、読み飛ばすでしょうし。
いやぁ、点字はほんとに奥が深いですね。