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[No.4740] 駄洒落で使用される敬称について 投稿者:sumakko   投稿日:2019/04/14(Sun) 15:09:43

いつもお世話になっております。
美千子さんという女性の名前を、駄洒落に用いて
「いかすなア! そこに情が満ちコさんだ」(「」も本文)という個所があります。
「満ちコさん」と「美千子さん」は、墨字では違いますが、点字では、どちらも「ミチコサン」となります。しかし、「満ちコさん」は、単に音の羅列に過ぎず、美千子さんそのものの実在を示しているのではないため、切れ続きは「ミチコサン」と、名前と敬称(と言えるかどうか)の間はマス空けしないのが、妥当ではないかと考えていますが、このようなケースは、初めてですので、よくわかりません。
皆さまの、お考えを御教示ください。よろしくお願いします。


[No.4741] Re: 駄洒落で使用される敬称について 投稿者:えむ  投稿日:2019/04/16(Tue) 10:04:54

そうですね、「満ちコさん」は人を指しているのではないので、「さん」を切る謂れはないでしょう。

それにしても、これを仮名で読んで、意味がわかるのだろうか?という心配はあります。
「満」という漢字がなければ、少なくとも私には、駄洒落だということも思いつけません。

でも、だからといって、点註が必要かというと、それもどうかと思います。
そこが伝わらなくても、話の展開に重大な支障がなければ、我慢するしかないのでしょうかねぇ。
いやぁ、難しいことはいくらでもありますね。


[No.4742] Re: 駄洒落で使用される敬称について 投稿者:sumakko   投稿日:2019/04/17(Wed) 17:05:32

確かに、「情が満ちコさん」は、洒落としてはわかりにくいですね。(サムッという突っ込みが入りそうです)
今回、引用したのは当該部分だけですが、文脈上は、話題の中心は「美千子さん」という女性であるので、唐突に「ミチコサン」が出てくるわけではないのですが。
まだ、「冗談は、よし子さん」の方がわかりやすいですね。(古ッ)
私も点註を考えたのですが、点註で駄洒落を説明すると、ちょっと野暮なような気もして。
「ミチコサン」と続けることによって、通常の切れ続きの原則と違うので、そこに何らかの意味があると読みっとってもらえればと思います。確かに、このフレーズは、「そこが伝わらなくても、話の展開に重大な支障がな」いので、駄洒落とわからなくても構わない箇所です。墨字で読んでも、読み飛ばす人は、読み飛ばすでしょうし。
いやぁ、点字はほんとに奥が深いですね。