「北町奉行」「南町奉行」というのは、、
江戸の町奉行所が北と南の2か所にあり、
月代わりで業務を担当していたための呼称で、
つまり、「北町の奉行」「南町の奉行」ではなく、
「北の町奉行」「南の町奉行」の意味なのだそうです。
そのため、「北+町奉行」の場合は「北」が2拍の和語ですので、
「町奉行」に続け、「南」は3拍ですので、
「南+町奉行」は切る、ということになっているようです
(「ミナミマチ■ブギョー」ではなく「ミナミ■マチブギョー」)。
そこから考えると、「町奉行」が「町奉行所」になったとしても、
少なくとも「北町」をひとかたまりとして考えることは出来ないと思います。
少し長くはなりますが、「北町奉行所」もひと続きではないでしょうか