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[No.4637] 古語の「・・・とふ」について 投稿者:kiyan  投稿日:2018/11/22(Thu) 20:44:52

久しぶりなんですが宜しくお願いします。
短歌の中で
「・・・仏門修行に入るとふ」の「・・・とふ」を古語辞典で調べましたら
「・・・という」の変化したものとあり、私は、「・・・とう」と点訳したのですが、
校正より「とー」長音では??と返ってきましてどちらが正しいのか自信なくなり
書き込みさせていただきました。
動詞になるから「とう」かと思っていたのですが、どなたかお教えくださいますように
よろしくお願いいたします。


[No.4640] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:yk  投稿日:2018/11/24(Sat) 15:03:41

「・・・仏門修行に入るとふ」の「・・・とふ」(とう)が
「・・・といふ」(という)の変化したものなら、
「とふ」(とう)は動詞ではありません。
長音を用いて「トー」だと思います。

ちなみに、「とふ」の中古の形「てふ」が点訳ナビゲーターにありました。
現代仮名遣いでは「チョー」と点訳されています。

夢てふものは頼みそめてき
「ユメチョー■モノワ■タノミソメテキ」


[No.4641] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:kiyan  投稿日:2018/11/24(Sat) 20:44:05

  yk 様
早速にお教えいただき本当にありがとうございました。
ゥと長音に意見も分かれて困っていましたが、お蔭様で助かりました。
このような変化した場合は動詞ではないのですね。
勉強不足でお恥ずかしい限りです!
ありがとうございました。


[No.4642] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:yk  投稿日:2018/11/25(Sun) 01:39:59


> このような変化した場合は動詞でないのですね。

助詞と動詞(終止形、連体形)が結合して変化した語で、終止形と連体形の用法しかなく、その他の活用形がありません。

もし動詞なら、辞書に活用型などが記載されています。
例えば、ハ行4段活用の他動詞「問ふ」は「他ハ四」と書かれています。


[No.4648] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:kiyan  投稿日:2018/11/26(Mon) 19:50:52

yk 様

昨日は気付かずにすみませんでした。
今、パソコン開いて恐縮しております。

ご丁寧にいろいろとお教え頂き本当にありがとうございました。
ykさんには、恥ずかしい限りです。またまぁだ勉強不足だと実感しています。

勉強させていただきました。また、どうか宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。


[No.4655] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:yk  投稿日:2018/11/28(Wed) 16:45:37

No.4652でT&Tさんのご指摘がありました。
長音でなく、「トウ」だそうです。
失礼いたしました。


[No.4661] Re: 古語の「・・・とふ」について 投稿者:kiyan  投稿日:2018/12/03(Mon) 16:19:25

>
yk 様
たった今、パソコン開いてビックリしています!!
まさか、その後に頂いてるとも思ってなくて本当に失礼いたしました。

「トウ」でいいんですね。
お蔭様でいろいろと本当に有難うございました。
また、遅くなりましてすみませんでした。