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[No.4634] どれみ 投稿者:k.k  投稿日:2018/11/21(Wed) 13:50:09

前にドレミファソラシドを質問したものです
早速にありがとうございます

お答えは音楽の用語のようでしたが
普通の文にも
このように
するのでしょうか


[No.4639] Re: どれみ 投稿者:いちご  投稿日:2018/11/24(Sat) 10:59:00

こんにちは。
このドレミの質問に対し、何か宙に浮いている気がして、
よくわかっていないのに生意気かと思いましたが、自分の考えを書いてみようと思います。
ドレミについては、楽譜点訳と一般図書では書き方が異なると思います。

私は、どう点訳していいのかわからない時に、参考にする方法として
サピエ・国立国会図書館等の図書館の書誌情報のカナ表示を見ます。
そこでどのように切っているのか、続けているのかを見るのですが、
図書館によって、それが異なっていることもあるので、
その場合はいろんなやり方があるのだと判断します。
(このカナ表示には特別ルールがあるようで、完全に信頼はできないですが)

ご質問の「ドレミ」については該当する図書は国立国会図書館にしかありませんでした。
そこでは ドレミファソラシド と続けています。
これだけでは不安なので、「ドレミファソラシド」と同じような「月火水木金土」ならどうかと。
これはサピエではそれぞれ切って ゲツ■カ■スイ■モク■キン■ド でしたが
図書館によっては ゲッカスイモクキンド のところも。

結論として、その本によって ドレミファソラシド も それぞれ切るのもありなのではないかと。
これはあくまで、私個人の感想ですが。


[No.4645] Re: どれみ 投稿者:えむ  投稿日:2018/11/26(Mon) 01:14:33

私もわかっていないのですが、いちごさんのご意見に賛同します。
どういうところにどう出てくるかによると思います。

音楽の専門書か一般書か、ということもあるかもしれませんが、一般書であっても、たとえば、
 「ドレミファソラシドと1音ずつゆっくり正確に出していって…」
というようなときなら、ひとつずつ切ってもいいようにも思いますし、
 「ドレミファソラシドもわからない奴が作曲だって?」
というときには、ひと続きでいいのかなぁ、と思ったり…。
ただ、「ドレミファ」くらいならいいんですが、全部言うと11マスになって結構長いんですよね。
触読にはどうかと思いますが、でもまあ、そのくらい長くなる言葉もあることはあるので、仕方ないのでしょうね。

いや、もちろん個人的な意見です。
他のご意見もあるかと思います。


「ドレミ」の話ではないんですが、いちごさんがおっしゃった図書館の書誌情報の分かち書きは、確かに参考になることは多いです。
ただ、いちごさんもおっしゃるように、書誌での分かち書きは点字での分かち書きとは方法が違います。
書誌の場合は、点字のような文節による分かち書きではありません。
たとえば『吾輩は猫である』は「ワガハイ■ワ■ネコ■デ■アル」となっていると思います。
この本を探すときに、「猫」という言葉しかはっきり思い出せなくて、「ネコダ」なのか「ネコジャ」なのかよくわからないときでもヒットするように、名詞部分の「ネコ」が切り出してあります。
つまり、本を探すには、助詞を付けて「ネコデ」をまとまりにしないほうが便利、ということでしょう。
助詞・助動詞が前に続かないことの他にも、「ヂ」「ヅ」は全部「ジ」「ズ」になっていたり、違いはいろいろあるようです。
仮名書き・分かち書きといってもその目的によってルールが違うので、その違いを承知したうえで参考になさるのがいいと思います。