ゲームの世界を描いたライトノベルに出てきた
「っ!」(小さいッ・感嘆符)の書き方について教えてください。
辞書を引くと…促音は語中にあって、カ・サ・タ・パの各行の頭子音と同じ閉鎖音または摩擦音の調音の態勢で1音節をなすもの。…つまる音。」と書いてあります。「あっ」「きゃっ」など語尾につく例も。
最近は、前の語や文を省略して「って、言う?」などの表現もあり、促音符から始まる事もありますね。
いずれにせよ、(前後に文字がある場合は当然ですが)前か後ろに文字があるときは、点字でも促音符を使うことには、あまり抵抗は感じません。
ただ、「っ!」のように、促音符の前後に文字がない場合は、
発音のしようがなく、音表文字である点字での表記に困ります。
このような場合、原文の文意から、「!」のように 促音符を書かずに、
表記してはいけないでしょうか。
参考まで、原文を以下に示します。
(ここから)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(前略)マガジンを嵌め込み、弾を銃に装填するために
コッキングレバーを引き始めた時 ――、
「っ!」
赤いバレット・ラインが、サーチライトのように
岩陰から迫ってきて、ターニャは、もうそちらに向けて
銃を向ける零コンマ何秒の余裕すらないと悟りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
ターニャが 赤いバレット・ラインに気づいた瞬間を
「っ!」と 表現したのだと思います。
ほかに、感嘆符もなく、1文字(小さい)「っ」と出てきた場合は、
どう書いたらよいでしょうか?
原文に小さい「っ」が出てきたら、いずれの場合も2の点で書くという書き方でよいのか、疑問に感じるのは考えすぎですか?