その言葉が、墨字で読んでいてもまったく意味がわからないのであれば、
一続きに書くこともやむを得ないと思いますが、
ある程度意味が分かるのであれば、
普通の文の分かち書きのルールに従うのが良いそうです。
拙い雰囲気を伝えたいというのもわかるのですが、
引用してくださった文章は、拙いながら意味はある程度わかりますので、
そういったことを点字でも伝えたほうがいいのではないでしょうか?
ひとつ重要なのは、この文の前後、あるいは、この文が書かれている本に
このメールについて、どのように書かれているかということです。
読者はこの文の前に、すでにメールに慣れていない母親の文であると
わかっていて、母親がこのようなメールを出すことになった経緯も
ある程度わかっているのであれば、例え途中でよくわからない箇所があったにせよ、
分かち書きがしてあれば、だいたいのところは理解できると思います。
しかし、そういった前提がなく、墨字で読んでもまったく意味がわからない、
という場合は、分かち書きのしようがありませんので、
全部続けて書くほかありません。
ですので、こういったことは、この文がどのような情況で書かれたものか、
というとも考慮して点訳したほうが良いと思います。
以前、意味のよくわからないおまじないのような文を点訳したのですが、
点字使用者から、わかる範囲でいいので、できるだけ分かち書きして欲しいと言われました。
あまり長々と切れ目のない文は、たいへん読みにくいもののようです。
> メールに慣れてない母親から来たメール文の点訳の仕方を教えて下さい。
> 原文は「・・・しかも『おみあいぜつつつたいくるようにこないとたいへんなことになるでしのしよおらいがたいへんな』などとひらがなで句読点もなく念仏のように書かれての、途中送信。・・・」です。
> 二重カギの中も分かち書きの規則に則り『オミアイ■ゼツツツタイ■クルヨーニ■コナイト■タイヘンナ■コトニ■ナル■デシノ■シヨオライガ■タイヘンナ』と書くのですか?
> 『オミアイゼツツツタイクルヨーニ・・・』と敢えて分かち書きをせず書いた方が雰囲気が伝わるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?