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[No.4567] 一刻 注記符の入れ方 投稿者:  投稿日:2018/07/17(Tue) 22:08:36

 いつも参考にさせていただいてます。 ふたつ教えていただきたいことがあります。
 まず一つ目。時代物で 一刻(約二時間) とある場合、いっこく と読むのでしょうか?いっとき と読むのでしょうか?
 とき とルビがある場合はいいのですが、迷います。一時と一刻の違いは何でしょう?辞書などを見てもよくわかりません。


 二つ目。文中注記符の入れ方です。本文と区別するために一行あけるとか線を引くとかあります。その中に端から端まで2,5の点を入れると、脚注になるとあります。そこで線の中央あたりに ちゅー とか やくちゅー などと入れるのはどうなんでしょうか?脚注と紛らわしいかとも思うのですが。枠などにした方がいいのでしょうか。枠にすると枠の閉じは要りますよね。指導者ハンドブックには基準はありませんとのこと。皆さんはどうされていますか? 


[No.4568] Re: 一刻 投稿者:みなかみ  投稿日:2018/07/18(Wed) 08:30:12

 一刻の件は、表記辞典44頁に
「※昔の時間区分で、あきらかに2時間をさしているときは『1とき』」とあります。


[No.4569] Re: 一刻 投稿者:  投稿日:2018/07/18(Wed) 09:04:52


早速のお答えありがとうございます。表記辞典にあるのは一時の項ですが、一刻 とあっても二時間を指していれば とき と読むという解釈でいいということでしょうか?


[No.4570] Re: 一刻 投稿者:sumakko   投稿日:2018/07/18(Wed) 16:45:27

私は、初学者で注記符については、全くわかりませんので、一刻についてのみ、考えを述べさせていただきます。
一刻について、国語大辞典では1、昔の一時(ひととき)の四分の一。現在の約三〇分、
2、わずかな時間、ひととき、とあります。
また、インターネットのふりがな文庫では、一刻の読み方は、いっとき53.9%、ひととき19.6%、いっこく15.7%、いつこく6.9%、いつとき2.9%、しばらく1.0%のふりがなの分布だそうです。
https://furigana.info/w/一刻
ここでの用例を見ますと、一刻(約二時間)が二例あり、どちらも、いっときのふりがなです。一方、いっこくの読みの用例では、わずかな時間という意味で使われているようです。
以上から、時間を表す場合は、「いっとき(数符1とき)」、わずか時間を表す場合は、「いっこく」と読むのではないかと、考えています。


[No.4571] Re: 一刻 投稿者:sumakko   投稿日:2018/07/18(Wed) 17:06:11

先ほどの投稿、リンクがうまく貼れていないようなので、下記に訂正します。
私は、初学者で注記符については、全くわかりませんので、一刻についてのみ、考えを述べさせていただきます。
一刻について、国語大辞典では1、昔の一時(ひととき)の四分の一。現在の約三〇分、
2、わずかな時間、ひととき、とあります。
また、インターネットのふりがな文庫では、一刻の読み方は、いっとき53.9%、ひととき19.6%、いっこく15.7%、いつこく6.9%、いつとき2.9%、しばらく1.0%のふりがなの分布だそうです。
https://furigana.info/
ここでの用例を見ますと、一刻(約二時間)が二例あり、どちらも、いっときのふりがなです。一方、いっこくの読みの用例では、わずかな時間という意味で使われているようです。
以上から、時間を表す場合は、「いっとき(数符1とき)」、わずか時間を表す場合は、「いっこく」と読むのではないかと、考えています。


[No.4572] Re: 一刻 投稿者:  投稿日:2018/07/19(Thu) 08:12:15

sumakkoさん いろいろ調べていただいてありがとうございます。私もそんな気がします。


[No.4573] Re: 一刻 注記符の入れ方 投稿者:えむ  投稿日:2018/07/25(Wed) 10:03:59

注記をどうするのがいいのか、私もよくわかりませんが、私たちは32マスの線を使ってしまうこともあります。
ハンドブックには「教科書や点字出版物では」脚注の扱いになる、と書かれていますが、教科書や点字出版物でなければかまわないのだろうと、最初に点註でことわってから、それを使ったりしました。
1行あけで充分な場合もありますが、他にも1行あけがあったりして、わかりにくくなるケースもあるので、行いっぱいの線のほうがパッとわかるのではないかと思うこともあります。
また、1行あけたあとに(註)と入れる場合もあります。

おっしゃるように、枠線だと閉じのために1行必要になってしまいますね。
ただ、次の見出しの直前ではなく、段落の切れ目などに註を入れた場合、次の本文との境をはっきりさせたいときには、閉じがあると便利ですね。

線の途中に(註)などと入れる方法はとったことがないのですが、それもいいのではないでしょうか。
ただ、真ん中あたりよりは、もう少し前のほうがいいかもしれない、とも思いました。
手で読んでいくときに、何マスか触って線だとわかると、最後まで触らずに済ませてしまう可能性も考えられます。
読み飛ばされない位置に書いておいたほうが安心な気もします。

私たちは、常にこうするときっちり決めずに、その本その本に合わせてやっていて、あまりご参考にはならないと思います。
みなさんがどうしていらっしゃるか、うかがいたいですね。


[No.4575] Re: 一刻 注記符の入れ方 投稿者:ten  投稿日:2018/07/26(Thu) 13:00:29

注記符そのものの入れ方のことでなくて申し訳ないのですが、
枠線について、参考になればと思います。
点字の教科書には、32マス全部を使う枠線、
あるいは中央の何マスかを使用する枠線、
使用する点も、2・5だけではない様々な点の組み合わせの枠線が
多用されている場合があります。
その教材のなかで、例えば「コラム」とか、本文から少し離れた内容の
読み物などがある場合に、本分と区別するために囲み線を使っている場合が多いようです。
その際、線の中央に ―――■コラム■――― などどいった
書き方をしている場合もありますし、えむさんがおっしゃったように、
線の間に入れたい語句を中央より前の持って来ている場合もあります。
いずれにしても、こういった枠線は、ほかの内容とは少し違うよ、ということを
示すもので、それが注記を示す場合でも本文との区別をはっきりさせたいい場合は、
使って悪いということはないと思います。
点字では文字を強調したりすることはできませんので、
こういった枠線を上手く使って、他との違いを示すのは有効な方法だそうです。



注記をどうするのがいいのか、私もよくわかりませんが、私たちは32マスの線を使ってしまうこともあります。
> ハンドブックには「教科書や点字出版物では」脚注の扱いになる、と書かれていますが、教科書や点字出版物でなければかまわないのだろうと、最初に点註でことわってから、それを使ったりしました。
> 1行あけで充分な場合もありますが、他にも1行あけがあったりして、わかりにくくなるケースもあるので、行いっぱいの線のほうがパッとわかるのではないかと思うこともあります。
> また、1行あけたあとに(註)と入れる場合もあります。
>
> おっしゃるように、枠線だと閉じのために1行必要になってしまいますね。
> ただ、次の見出しの直前ではなく、段落の切れ目などに註を入れた場合、次の本文との境をはっきりさせたいときには、閉じがあると便利ですね。
>
> 線の途中に(註)などと入れる方法はとったことがないのですが、それもいいのではないでしょうか。
> ただ、真ん中あたりよりは、もう少し前のほうがいいかもしれない、とも思いました。
> 手で読んでいくときに、何マスか触って線だとわかると、最後まで触らずに済ませてしまう可能性も考えられます。
> 読み飛ばされない位置に書いておいたほうが安心な気もします。
>
> 私たちは、常にこうするときっちり決めずに、その本その本に合わせてやっていて、あまりご参考にはならないと思います。
> みなさんがどうしていらっしゃるか、うかがいたいですね。


[No.4578] Re: 一刻 注記符の入れ方 投稿者:  投稿日:2018/07/27(Fri) 20:12:13

えむさん、tenさん、返事が大変遅くなり申し訳ありません。
ちゅう などの言葉を入れる場合は線の中央ではなく、前寄りにというご意見はもっともだと思いました。いろいろな書き方があるのだと改めて思いました。参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。