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[No.4517] 丸カッコの使い方について 投稿者:点訳サークルT &T  投稿日:2018/06/09(Sat) 19:50:26

豊田市の点訳サークルT&Tと申します。いつも思い悩むと参考にさせて頂いており、助かっています。
記号の使い方で悩んでおりまして相談させて下さい。
丸カッコは補足や説明に使う事は承知しているのですが、どこまでが補足や説明で、どこからが違うのかに悩んでしまいました。
例えば、点訳のてびき第3版の例にあるように、私は(元気を出さなければ)と繰り返しつぶやいた。とあれば、補足のカッコなのだと判断がつきます。
心理描写というか心の声が行の始めに来ていた場合、みずほさんではどのような記号を使われますか?
心理描写は丸カッコでの点訳が通例とのサイトをみつけたのですが、心理描写まで補足や説明に当てはまるのかどうか?
その方法が、原本の形式にとらわれず、意味をつかんで点訳するというルール従った点訳と言えるのかどうか?
何が正しいのが分からなくなってしまいました。よろしくお願いします。


[No.4518] Re: 丸カッコの使い方について 投稿者:えむ  投稿日:2018/06/10(Sun) 21:28:37

口に出さない心の声を表すのに、墨字ではよく丸括弧を使いますね。
それは確かに、説明などに使われる丸括弧とは、意味合いが違うと思います。
でも、「みずほ」では今のところ、原本が丸括弧で書いてあれば、そのまま第1括弧を使っています。

私は個人的には、墨字においてさえ、何か違う書き方があっていいのではないかと思っていますし、まして点字では、形より意味で対応することが大事だと思ってはいるのですが、じゃあ第2カギを使おう、というところまでは思いきれずにいます。
墨字ではこういうときに丸括弧を使う、ということが伝わるのでも、まあいいか、という気持も少しあります。
なんだかすごく言い訳じみていますが…。

お役に立てなくて申し訳ありません。
この機会に、ここをご覧になったみなさんのグループでどうしていらっしゃるか、是非教えていただきたいと思います。


[No.4519] Re: 丸カッコの使い方について 投稿者:点訳サークルT&T  投稿日:2018/06/11(Mon) 11:03:55

えむさん、お返事ありがとうございます。

つい最近まで、何の疑問も持たず、原本に丸カッコが心の声として使われていればそのまま第1カッコで点訳をしていましたが、カッコを使うルールとして、違っているような気がするのです。

先日受けた依頼本の1冊が丸カッコや強調のための何種類かのカギがそれこそウンザリするくらい多用されていました。

点訳では使える記号にも限りがあり、無理もあるし、記号に忠実になり過ぎれば読みにくい仕上がりになるのではと、様々なサークルのホームページを拝見した所、カッコ類だけでなく、カギの使い方・省略など色々な情報を得る事が出来ました。
でも、てびきにもQ&Aにも指導者用ハンドブック、さらにはてびき第4版原案にも詳しい解説はなく、サークルによって書かれている事も様々で、疑問の解決には繋がりませんでした。
指針となるものも記載が少なすぎるため、皆さん悩みながら活動されてみえるのでしょうね。

豊田市の別のサークルでは、少し前から心理描写の丸カッコは第2カギで打つようにしたそうですが、何が正解なの?と、どなたかに訊いてみたい(答えは一つではないと思いますが)

「うちはこうしているよ」という情報でも何でも歓迎です。
このページを読まれた方、ぜひご意見お待ちしています。


えむさん、お忙しい所をありがとうございました。