一括表示

[No.4358] 勝手に行替え部分を繋げてはいかませんか 投稿者:kami  投稿日:2017/11/26(Sun) 16:34:17

今とりかかろうとしている本は、ノウハウ物で詩集ではありませんが頻繁に行替えされています。読点もない所でも行替えされています。読む側に立つとここは繋げてしまった方が読みやすいと思うのですが、「原本に忠実に」と言われていますので迷っています。


[No.4359] Re: 勝手に行替え部分を繋げてはいかませんか 投稿者:えむ  投稿日:2017/11/27(Mon) 16:26:28

私の勝手な意見なので、そのおつもりで読んでいただきたいのですが…。

「原本に忠実に」というのは、大事なことではあるんですが、「読みやすい」というのもまた大事だと思います。
それとそれが抵触した場合、どちらに重きを置くかは、点訳物の種類・性格によって決まってくると思います。
おっしゃるように、詩や小説など、文学的なものについては原本の表現は、改行の方法まで含めて、そのまま伝える必要があるのですが、取扱説明書や自治体のお知らせなどでは、内容が過不足なく伝わること、わかりやすいことが最も重要ではないかと思います。

「原本どおり」といっても、仮名点字では、原本が仮名なのか漢字なのか、どんな漢字が書いてあるのか、カタカナなのか、字の大きさとか字体とかも伝えられません。
相当制限のある「原本どおり」なのです。
ですから、あまり細かく厳しく「原本どおり」に縛られてもしょうがない、とも言えますし、逆に「原本どおり」にできないことがいろいろあるのだから、せめてできることだけでも「原本どおり」にしたい、とも言えますね。

原本を拝見していないのではっきりとは言えませんが、今回お尋ねのものについては読みやすさを優先してもよいのではないでしょうか。
もちろん、原本の改行に何らかの意味があるなら、それは無視できません。
そのへんは、点訳の「目的」を見失わなければ、柔軟に考えていいと思いますが…。

あまりお役に立てることは言えませんでしたね。すみません。


[No.4360] Re: 勝手に行替え部分を繋げてはいかませんか 投稿者:kami  投稿日:2017/11/28(Tue) 13:15:24

“えむ”さん、いつも適切なご説明ありがとうございます。この本は人生の指南書のような本ですが見方によっては詩集の様にもとれます。因みに原本の一部を挙げておきます。

step 11
自分のためにする

自分のために夢をかなえる。
だれかのためというのではなく自分のために。

身近な人がよろこびそうだから
家族がいいと言うから
人に自慢できるから、うらやましがられるから。
そんな理由ではなく、自分のために夢をかなえる。

“えむ”さんの仰るように私も一般の分のように読みやすいように行替えをせずに続けて書きたいと思います。


[No.4361] Re: 勝手に行替え部分を繋げてはいかませんか 投稿者:えむ  投稿日:2017/11/29(Wed) 08:27:40

kamiさん、原本の一節を書いてくださって、ありがとうございます。
私が勝手に想像していたのより、やや詩的な感じでした。
ほんと、悩むところですね。

ひとつの手として、
原本ではもう少し頻繁に改行が行われているけれど、点訳に際して、読みやすさを考慮して改行を少なくした、
というような意味の点訳者註を入れておくのもありかもしれませんね。
すごく言い訳じみていますけど。
もっといろいろなことが考えられるでしょうか?


[No.4362] Re: 勝手に行替え部分を繋げてはいかませんか 投稿者:kami  投稿日:2017/11/29(Wed) 11:05:06

一つの案としてこれも有りかも知れません。あくまでも原本に忠実にするかご提案のように点訳書判例を設けるか。もう少し考えてみたいと思います。