原本に誤りが多く 点訳者注で原文のままであることを書き入れたいのですがすが、一般的にどのような書き方をするのか 決まりはありますか?((ゲンポン ママ)) ((ゲンブン ママ))((ゲンポンドオリ))など
こんにちは。私は小説の点訳がばかりですので、参考になるかどうかわかりませんが、経験を少し書いてみます。1. 間違いであっても、原文通りの入力には点訳者注は入れず、そのまま点訳します。2. 原文が明らかな間違いである場合に変更したときは、原本の変更箇所に記しをつけるかメモを残し、校正の方の指示を仰ぎます。3. 原本通し読みの時や、自己チェックのときに原本の明らかな間違いや、間違いではないかと迷ったときは、講師の方か指導的立場の方に質問することが多々あります。なんか、質問とはかけ離れたことを書いているような気がしてきましたが、原本のままの点訳だったら、点訳者注は不要じゃないかと思います。何分、私は経験が浅い者ですので、確かなことが言えずごめんなさい。
ありがとうございます。この原本に関しては私は校正者なのでそれらの結局判断を迫られています。内容的にも表記的にもあまりにも間違いが多く困っております。> こんにちは。私は小説の点訳がばかりですので、参考になるかどうかわかりませんが、経験を少し書いてみます。> 1. 間違いであっても、原文通りの入力には点訳者注は入れず、そのまま点訳します。> > 2. 原文が明らかな間違いである場合に変更したときは、原本の変更箇所に記しをつけるかメモを残し、校正の方の指示を仰ぎます。> > 3. 原本通し読みの時や、自己チェックのときに原本の明らかな間違いや、間違いではないかと迷ったときは、講師の方か指導的立場の方に質問することが多々あります。> > なんか、質問とはかけ離れたことを書いているような気がしてきましたが、原本のままの点訳だったら、点訳者注は不要じゃないかと思います。> 何分、私は経験が浅い者ですので、確かなことが言えずごめんなさい。
すみません、お答にはなっていません。誤植の多い出版物というのはありますねぇ。ほんとに、どうしてこんな…と思ってしまいます。そして、誤植が多いと、もうその出版物全体が信用できなくなりますね。私たちは、『てびき』などで「明らかな間違い」の例とされているようなもの(その範囲の判断は点訳者によって少し違いますが)については、たいてい直してしまいます。何もことわりません。点訳物の種類にもよりますが、読者には、つまらないところに引っかからないでスムーズに読んでいただきたい、と思うからです。一方、直すわけにはいかないけれど、絶対ヘンだ、というところは、原本のままにして、何も書き加えないことが多いです。私たちがヘンだと思うことは、きっと読者もヘンだと思ってくださるだろう、と期待して…。これは点訳の間違いではなく、原本がこうなんです!と主張したい気持はあるのですが、個人的なことを言えば、「原本のまま」「原文のまま」などと入れたとして、具体的にどの部分にどのように疑いを持っているか、詳細には伝わらないような気がして(場合によりますが)、つい入れそびれてしまう、という感じなのです。そんなわけで、これまでほとんどそういう文言を入れずにやってきてしまいました。ですからここで何か申し上げる立場にはないのですが、表現に決まりがあると聞いたことはありません。(すみません、私が知らないだけかもしれません)個人的には、挙げてくださった文言のどれをとっても、その点訳物の中で統一されてさえいれば、充分伝わるだろうと思います。もちろん、積極的に入れていらっしゃるグループはたくさんあると聞いていますので、ここをご覧のかた、文言の決まりの有無も含めて、どう入れていらっしゃるか、是非教えていただきたいと思います。
明らかな間違い以外はそのまま書くのがよいかもしれませんね。点訳する私たちがすべての間違いに気がついているはずもありませんし読み手の目障りになるのも良くないですよね。ありがとうございました。