なんとお答えすべきか迷っていまして、時間が経ってしまってすみません。
そのあげくに、こんなお返事もどうかと思いますが、
たぶん、決め手はないのではないかと思います。
カッコは、前の語句の説明になっている場合は、
前の語句に続ける、挿入のときは切る、ということになっていますが、
では、何がどこまで説明なのか、あるいは挿入なのか、
これもまた解釈次第、という気がします。
例えば、「みずほ」では、
見出しのあと点訳者挿入符で((ツヅキ))と入れる場合、
前は1マス空けです。
しかし、多くのグループでは続けているだろうと思います。
また、例えば教材などで、次のような見出しがあったとします。
三角形の面積(1)
この(1)は、たいていのところでたぶん前を1マス空けています。
つまりこれは、説明というよりも、
三角形の面積の1、と言ったような意味で使われているからだろうと思います。
でも、それならば、(案)や(報告)や(依頼)も
「〜の案」であり、「〜の報告」であり、「〜の依頼」とも言えます。
でも同時に前の語句をある意味説明もしていますよね。
そういうわけですので、たぶん決め手はなく、
うちの点訳グループでは、
このようにする、あるいは、この本の中ではこのようにする、とか、
方針を決めて、統一を図る、というので良いのではないかと思います。
曖昧なお答えで申し訳ありません。
個人的には、全部1マス空けてカッコ、としたいかな、と思っていますが、
そうしないグループ・点訳者も多いと思います。
もう少し、方向性の見える意見が伺えるといいのですが・・・。