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[No.4295] 案のマスあけについて 投稿者:わかこ  投稿日:2017/05/30(Tue) 17:01:15

日本国憲法の草案の記述で

「幣原喜重郎案」が採用された
 
「幣原案」

GHQ案を元に日本風に脚色した「3月2日案」

「」で囲んだ案のマスあけはどうなるのでしょうか。

ハンドブック第3章 P62 コラムを読むと切るのでしょうか。
表記辞典P28の案のところ(イシカワ□クラジアン)を見ると続けるのかと・・・
よくわかりません。
よろしくお願いします。


[No.4296] Re: 案のマスあけについて 投稿者:えむ  投稿日:2017/06/01(Thu) 11:13:27


ほんとうのところはわかりません。
個人的な理解をここに書き込むのがいいのかどうかもわかりませんが、ここはそういう場だとご承知ください。
…つまり、全然あてにならない、ということです。

ご質問の、
「幣原喜重郎案」が採用された
「幣原案」
GHQ案を元に日本風に脚色した「3月2日案」
私は3件とも続けていいのではないかと思います。

うまく言えないのですが、たとえば、
日本国憲法(幣原喜重郎案)
というのだったら、(シデハラ■キジューロー■アン)だろうと思います。
これは、「チェーホフ著」「弘法大師筆」などと同じく、「著 チェーホフ」「筆 弘法大師」と同義で、前の人名と複合していない、「幣原喜重郎が考えました」という叙述形(そんな言葉ないかも?)だと言えると思います。
「誰がどうした。」ということです。

一方、
「『幣原喜重郎案』が採択された」というときは、「幣原喜重郎」は「案」を修飾・説明しているので、構造的には「GHQ案」「次年度予算案」「事業計画案」などと同じなのではないかと思うのです。
誰の案、いつの案、どういう案、と、その「案」を特定するための形容詞的な役割なのではないでしょうか。
「先の大蔵省案によれば…」「執行部案は否決された」…
「3月2日案」についても同様です。
「3月2日提出の案」という意味で、「3月3日提出の案」と区別されている、「A案」とか「1号案」とかいう名前の代わりなのでしょう。
「幣原案」も、「『幣原案』を再検討した」というような文であるなら、案の名前と考えていいと思います。

私はこんなふうに思っていますが、どちらとも言えないようなケースはありそうですし、頭の中にモヤモヤとあることを文章に書くのは難しいですね。
結局、違いをはっきりさせられなかったような気がします。
申し訳ありません。
もちろん、他のお考えもあると思いますので、是非お聞かせください。


[No.4297] Re: 案のマスあけについて 投稿者:わかこ  投稿日:2017/06/03(Sat) 23:31:18

ありがとうございます。
私も同じ解釈で続けると思うのですが
根拠もなくどうしたものかと迷っていました。
表記辞典に続ける例と切る例が載っていますが
それにあてはめて考えてみてもよくわかりませんでした。
続けます!!!