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[No.4263] 投稿者:  投稿日:2017/04/22(Sat) 21:40:12

相青眼(武士が二人、それぞれ青眼にかまえて向かい合った状況)について。あい□せいがん あいせいがん どちらでしょう?「相」は「同じ」「対応する」という意味の(たとえば「相部屋」「相弟子」など)接頭語とすれば続けるでしょうが、大辞林などには見出し語としては載ってないので切った方がいいのか?


[No.4268] Re: 相 投稿者:えむ  投稿日:2017/04/23(Sun) 14:19:13

「相」はやはり接頭語ですね。
発音上のわずかな切れ目があったり、一体型のアクセントになっていない言葉(「相通ずる」「相まみえる」「あいわかった」など)も、続けることになっているようですので、これも続けざるを得ないのではないかと思います。

「相青眼」という言葉、私は初めて聞きましたし、手元の辞書にもないし、わかりづらいとは思いますが、切ることで非常にわかりやすくなる、というわけでもないような気はします。
「〜の構え」とか書いてあれば、少なくとも剣術の型であることは伝わるかもしれませんし、文脈によって、なんかそんなようなことかも、と推測していただける可能性はあると思いますが、いかがでしょう?


[No.4274] Re: 相 投稿者:  投稿日:2017/04/25(Tue) 18:51:10

> 返事が遅くなりました。えむさん、ありがとうございます。武士同士の試合の場面の記述ですので、「青眼の構え」というような記述hが前に出てきています。校正ですので切るということでチェック入れておきたいと思います。


[No.4275] Re: 相 投稿者:ten  投稿日:2017/04/25(Tue) 23:05:42

今ごろすみません。
よけいなことですが、点訳ナビでは、「相」を接頭語とする場合で、
マス空けを含む語につく「相」以外では、切る例は挙げられていません。
なので、私も接頭語の「相」は基本的に切らないのだろうと思います。
「青眼」とは、剣術用語で、相手の左目のあたりに剣先を向けている構えだそうで、
「相青眼」ということは、向かい合っている剣士それぞれが、
相手に対して同じ位置に構えている、ということのようです。
なのでこの「相」は、「互いに」「それぞれに」という意味の接頭語として、
続けるのが妥当のように思います。


[No.4276] Re: 相 投稿者:  投稿日:2017/04/26(Wed) 06:42:09

おはようございます。
tenさん、すみません。そうです。続けるです。昨夜、寝てから反対のことを書いたことに気がつきました。余計なお手数おかけしました。ありがとうございました。


[No.4277] Re: 相 投稿者:えむ  投稿日:2017/04/26(Wed) 10:39:20

ものすごく蛇足で、「相」とは関係ないことです。

私は剣道についてまったく無知で、今回初めてそういうサイトを覗いてみたのですが、同じ「せいがん」と読む構えでも、流派によっては「正眼」「晴眼」「星眼」「青眼」「臍眼」と、別の漢字を使って区別する「せいがん」があるんだそうですね。
剣先を向ける位置が少しずつ異なるようです。

そういう違いが問題になってこないような内容であればかまわないのですが、微妙な差を伝える必要がある場合だと、点註を付けなくてはならないのでしょうね。
複数種類の「せいがん」が出てきたときには、これは点註を付けなきゃ、と気が付くと思いますが、1種類の「せいがん」しか出てこなくて、でもそれは他の「せいがん」とは、漢字によって区別されている、というような状況ですと、私のような知らない人間は、気付きもせずにそのままにしてしまいます。
わぁ…、と思いました。
おかげさまで、ひとつ学習しました。ありがとうございます。

こういうことは、たくさんあるはずです。
もちろん、点訳者・校正者が何もかも知っているなんてことはありえないわけですけど、できるだけいろいろなことに気を配っていく必要があるんだなぁ、と改めて思いました。