ものすごく蛇足で、「相」とは関係ないことです。
私は剣道についてまったく無知で、今回初めてそういうサイトを覗いてみたのですが、同じ「せいがん」と読む構えでも、流派によっては「正眼」「晴眼」「星眼」「青眼」「臍眼」と、別の漢字を使って区別する「せいがん」があるんだそうですね。
剣先を向ける位置が少しずつ異なるようです。
そういう違いが問題になってこないような内容であればかまわないのですが、微妙な差を伝える必要がある場合だと、点註を付けなくてはならないのでしょうね。
複数種類の「せいがん」が出てきたときには、これは点註を付けなきゃ、と気が付くと思いますが、1種類の「せいがん」しか出てこなくて、でもそれは他の「せいがん」とは、漢字によって区別されている、というような状況ですと、私のような知らない人間は、気付きもせずにそのままにしてしまいます。
わぁ…、と思いました。
おかげさまで、ひとつ学習しました。ありがとうございます。
こういうことは、たくさんあるはずです。
もちろん、点訳者・校正者が何もかも知っているなんてことはありえないわけですけど、できるだけいろいろなことに気を配っていく必要があるんだなぁ、と改めて思いました。