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[No.4883] 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:イノッチ  投稿日:2019/12/26(Thu) 15:49:58
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「短い書名」に「(前後の棒線を含めて)1行に収まる程度の長さの副書名」が付いている場合、標題紙の文字配置について 教えてください。

(例)ーーーーーーーーーーー

書名:『法華経』
副書名:あなたもブッダになれる

ーーーーーーーーーーーーーーーー

(1)「点訳のてびき第4版」P198で
  「副書名は、書名と行を替え、棒線で囲んで記す」とあり、
  文字配置については触れていません。

(2)指導者ハンドブック第5章編 P63 のポイント解説に、
  「標題紙は全体的に文字をほぼ中央揃えに配置します。」
  とあります。

(3)てびき・指導者ハンドブック・「サピエ図書館」製作基準にある
  点訳例を見ると、書名(+副書名)を囲む枠線は、
  書名または副書名の書き出し位置より 3マス前から
  というものばかりです。

これらを考え合わせて 書いてみると 下記のような文字配置になりました。

■■■!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−。
■■■■■■■■■■■■『 ホケキョー 』
■■■■■■−−■アナタモ■・ブッ・ダニ■ナレル■−−
■■■リ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ロ

ここで、疑問に思ったのは 書名が枠線の始まりより 
かなり奥に入ってしまったことです。
(1)(2)(3)の用例などでは 必ずと言っていいほど、
枠線開始位置から3マス目になっています。
書名は あまり後ろの方からの書き出しでないほうが良い
ということだと考え、書き換えると、今度は
読みやすく1行に書ける副書名を
わざわざ2行に分けて書くことになり、それも読みにくい気がします。

このような場合、皆さんはどのように
書いていらっしゃるのでしょうか。

いろいろなテキストの用例は うまく収まる文字数の場合が多いので、
実際には 参考になるような、ならないような・・・?

書名が奥まっても 気にする必要はないでしょうか?
ご意見いただけたら、助かります。


[No.4884] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:いちご  投稿日:2019/12/29(Sun) 13:57:20
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イノッチさん、こんにちは。
ご質問に対して、自分の「感想」を書かせていただきます。

このような例の場合、自分なら副題を2行にします。
理由は
・長い枠線を読む手間を省きたい
・タイトルに行き当たるまでに長いスペースを読む手間を省きたい
・1行に収まる文字数の副題でも1行にしなければいけないとは思わない

枠線から3マス目というのは、枠線から2マス以上は空けてタイトルを入れると言うルールからきているものと思います。
でも、長すぎるのは好ましくないような気がしています。


[No.4885] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:yk  投稿日:2020/01/02(Thu) 21:05:51
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こんにちは。

> (2)指導者ハンドブック第5章編 P63 のポイント解説に、
>   「標題紙は全体的に文字をほぼ中央揃えに配置します。」
>   とあります。

「全体的に」「ほぼ中央」ということなので、1行1行それぞれを中央にしなくてもいいのだと思います。てびきなどの例を見ると、副書名の書き出しは、書名と揃えるか2マス下げるかでしょう。所属していた図書館やサークルでもそうしていました。書名はもっと前に出していいと思います。

また、書名の 『ホケキョー』 の二重カギ 『 』 は必要なのでしょうか?
もしNHK テキストの同名の本なら、書誌の書名に 『 』はないようです。


[No.4886] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:イノッチ  投稿日:2020/01/10(Fri) 02:00:14
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いちごさん、ykさん 
返信をいただき、ありがとうございました。


質問から2週間経ちましたが、お二人のご意見・感想と同様の方が
ほとんどだったようですね。

・タイトルに行き当たるまでに長いスペースを読む手間を省きたい
・副書名の書き出しは、書名と揃えるか2マス下げる

ということから、副書名を2行に書くが妥当なようです。
今後、標題紙を作成する際はこれらを意識して 作成しようと思います。

※ ykさんからご指摘のあった書名の二重カギ『 』ですが、
  実は NHKテキストの 100分de名著シリーズを点訳している中で
  各書名が 題材となった作品の著者名の後ろに その作品名が
  書かれているものが多かったので、書名を際立たせるために
  二重カギ『 』を付けて書きました。
  日本の作家ばかりでなく外国の作家・書名もあり、例えば、
  スタニスワフ レム  ソラリス
  など、人名と書名の間を2マス空けのみで 書くより、
  スタニスワフ レム 『ソラリス』
  と、はっきり作品の書名だとわかる方が良いとの判断からです。
  その流れで 著者名の無い場合も書名には二重カギ『 』を
  付けて書くようにした次第です。

  ただ、ご指摘を受け、改めて考えると
  分かりやすくするためだったとしても、これまで
  標題に原本に無い囲み記号を付けたことが いけないことだった
  かもしれないという思いもあり、今後の点訳でどうしようか、
  考えてしまいました。
  やはり、やってはいけないことだったでしょうか?


[No.4887] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:yk  投稿日:2020/01/11(Sat) 10:39:02
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副書名も1行でいいと思いますが……?
それはいいとして。

書名の二重カギは墨字の文中でもよく用いられていて、点訳でも使いますね。
しかし表紙ではそこに書名が書かれることが明らかで、他の要素とはレイアウトで区別するので、二重カギで際立たせる必要はないと思います。

表紙に二重カギがあると二重カギ付きの書名と受け取られ、そういう別の本があると誤解を与えてしまいます。
表紙や奥付は、それぞれの本の書誌情報に沿って書くべきものです。

本文中で
スタニスワフ レム  ソラリス
のような場合でも ”原則としては” 2マス空け(場合によっては1マス空け)だと思いますが、書体で差をつけてあるなら、カギを使うのもいいと思います。
とは言っても、原本を見てどうしてもカギが必要と判断する場合があるのかもしれませんが…


[No.4888] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:えむ  投稿日:2020/01/15(Wed) 13:32:09
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今頃すみません。
わざわざ書き込むようなことではないんですが…。

わたしも、標題紙や奥付には書名を表す二重カギなどは付けなくていい、付けないほうがいいと思います。

本文の中でも、ykさんがおっしゃるように、原本にないカギは付けないのが原則なのだろうとは思うんですが、ただ、自分が読むことを考えると、知らない書名にはカギが付いていたほうが嬉しいかな、とは思います。
特に行末では、打つほうがいくら2マスあけたつもりでも、読み手には伝わらず、わかりにくいこともあります。
そういうときは付けてもいいんじゃないかと思っています。
それが、ykさんのおっしゃる「原本を見てどうしてもカギが必要と判断する場合」に当たるのかもしれません。
場合にもよりますが、書名には二重カギを付ける旨の点註をつけてもいいかもしれませんね。

とても個人的な意見ですので、そのおつもりで聞き流してください。


[No.4889] Re: 標題紙の書名・副書名の文字配置 投稿者:yk  投稿日:2020/01/17(Fri) 20:33:09
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行末が1マス空けか2マス空けか分からない問題は、点字の規則上、仕方がないこととされているのではないでしょうか。また、行末のときだけカギを使うというのは、返って煩雑でわかりにくくなると思います。行末が1マスか2マスか問題を解決するために点訳書凡例や記号を増やすのはどうなんでしょうか。

ヤマカギなどを嫌う点字利用者は少なくないです。原本にないそうした記号の追加には十分に慎重であるべきだと思います。記号が増えることが読みにくさにつながる可能性もあります。WわかりやすくするためWくらいのつもりなら原本通りがいいと思います。原本にないものを加えるのは、もっと強い必要性がある場合だと思います。

100分de名著シリーズなら、それなりに有名な作家や書籍でしょうから、なおさら、カギを足す必要はないのではないでしょうか。