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[No.4918] 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:totty  投稿日:2020/05/04(Mon) 15:25:01

すみません。原本で句点に続けて注釈的説明がかっこで始まっている時、マス空けけはどうすればいいですか。句点の後の2マスあけにするのか、ますあけなしで、句点に続けてカッコにするのか、悩んでいます。よろしくお願いいたします。


[No.4919] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:みなかみ  投稿日:2020/05/05(Tue) 21:07:19

 ちょっとちがうのですが、こういう例があります。
■■ばつ■■(かんがえを)■お((せつ))りこむ
■■まる■■(かんがえを)■お((おしょく))りこむ
「ばつ」や「まる」の後ろに句点があるわけではありませんし、
「お((せつ))りこむ」もなんのことかわかりませんが…。


[No.4920] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:えむ  投稿日:2020/05/05(Tue) 23:11:07

句点のあとの2マスあけ、というのは優先順位の高いルールですから、そのあとに説明の括弧が来たとしても、2マスあけることになると聞いています。
説明であることがうまく伝わらなかったり、かなり間が抜けた感じになることもありますが、仕方ないなぁと思いながらあけています。

みなかみさんが挙げてくださった例は、説明の括弧ではないようですね。
きっと、「お((せつ))りこむ」は「折りこむ」、「お((しょく))りこむ」は「織りこむ」なんでしょうね。


[No.4921] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:いちご  投稿日:2020/05/06(Wed) 10:29:38

こんにちは。いつも勉強させていただいています。

えむさんのおっしゃるように、
記号間の優先順位では第2位に「句点の後2マス」があり、第4位に「囲みの記号の外側」(説明カッコは前に続ける)があります。
従って、句点の後は2マス空けて、説明カッコを続けることになりますね。
でも、tottyさんのケースの場合、説明カッコの後がどのようになっているのかわかりませんが、
句点を説明カッコの後ろに移すという工夫もありなのではないかと考えています。
 ・・・デ■アル(コンカイニ■カギリ)。
みたいに。
原本に忠実にが原則ですが、わかりやすさも時と場合によっては必要かと思っています。


[No.4923] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:totty  投稿日:2020/05/06(Wed) 12:39:10

ありがとうございます。この本では何度もこういったかっこの使い方がしてあるので、私も点訳書凡例で断ったうえでかっこと句点をいれかえようかとも思いました。その前に皆様のお知恵を拝借しようと思った次第です。


[No.4922] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:totty  投稿日:2020/05/06(Wed) 12:32:03

ありがとうございます。優先順位からするそうなんですねえ。勉強になります。見慣れない感じにはなりますがしょうがないですね。


[No.4924] Re: 句点のあとの『説明のかっこ』 投稿者:dayan.  投稿日:2020/05/06(Wed) 16:49:48

皆さんこんにちは。カッコの前後の切れ続きの判断ですが、点訳を学ぶ時に説明のカッコは前に続け、
明らかな挿入の時は1マス空けると習ってきました。
 ですからカッコの中の内容が前の語や文の説明なのか独語や文脈から離れた記述なのかを
判断してマス空けを考えると言う事がありました。当然どちらとも取れる判断が付かない
場合もあり頭を抱える事も多かったものです。
 この点について点字委員会のメンバーに以前お尋ねする機会があり、カッコの中の内容に関わらず
文章の切れ続きの決まりに従って判断すれば良いのですと教えて頂きました。カッコの閉じの後ろに
前から続く助詞や助動詞あるいは句読点などがあればカッコの前後は文として続いていると判断し
カッコは続ける。カッコで囲まれた文を省いて読んで文脈が続かなくなる場合は挿入と考えると
言う事です。説明のカッコ・挿入のカッコと言う言い方が誤解を招きやすいのでてびき改訂の際には
表現を変える事を検討していると言う事でした。てびき4版では幾分判断の仕方についての記述が
加わっていますね。ご質問の場合は句点があってカッコが始まるのであればえむさんのお答えのように
優先順位に従って2マス空けてカッコになると思います。