[No.4995]
Re: 「」の中に「」がある会話
投稿者:えむ
投稿日:2021/03/21(Sun) 15:10:34
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まったく、墨字の表現の進化(?)は、なんというか…。
その自由さがいいところなのだろうとは思いますが、ルールに縛られざるを得ない点字にとっては、想定外の事態ですよね。
二重カギをそういうふうに使うことは、多分これまでなかったわけで…。
点字の二重カギは、主に、第1カギの中に入ってしまったカギ、あるいは書名などを書くときに使う、ということになっていると思うので、もし強調を表しているとしたら、二重カギよりは第2カギか指示符かなぁ、という気がします。
原本では強調と思われる会話には二重カギが使われているけれど、点訳書では第2カギに替える、とかなんとかいう点註を入れておくとか…?
第1カギに置き換えると、読みやすいことは読みやすいんですが、作者の意図を無視してしまうことになりますよね。
もちろん、それでも仕方ないことは多々あります。
片仮名や漢字の情報も伝えられないのだから、カギだけにこだわっても誤差のうち、とも思いますが…。
答えは…きっとないのでしょう。
そんなことが起こるなんて、誰も予想していなかったでしょうから。
少なくとも今のところ、そういうケースに出くわしてしまった点訳者が、知恵を絞って四苦八苦するしかないんでしょうね。
でも、そんなときに意見交換ができる場があると、少しは安心かな、と思います。(いや、却って混乱するかもしれませんが)
このページがそういうふうに機能できるといいと思っています。